マレーシアの首相、マハティール首相の政策とは?消費税撤廃??
どうも、popです。
先日の記事でマレーシアの首相の座がナシブ氏からマハティール氏に移ったことをお伝えしました。
今回はそれと関連する記事になります。
マハティール氏が選挙公約に掲げたこと
直近の選挙によって政権交代が起こり、マハティール氏が首相に返り咲きました。
これはナシブ氏の汚職が重要な要因となったことは間違いないですが、もう一つ注目すべき要因があります。
それが、「現在の消費税(6%)を撤廃する」という公約を掲げていたことです。
正確に言えば「消費税」ではなく、消費税に相当する「物品・サービス税(GST)」ですが、基本的に消費税と考えて構いません。
消費税を減税するだけでも消費者から見たらありがたいですが、いきなり消費税撤廃ですからね。
個人的にはかなりインパクトがあります。
マハティール氏はなぜ消費税撤廃を選挙公約に掲げたの?
ここで疑問として、マハティール氏はなぜ消費税撤廃を公約に掲げたのか気になりますよね。
その疑問の答えは、前任のナシブ氏と大きな関係があるようです。
そもそも、マレーシアの消費税は前任のナシブ氏が政権のときに導入されたものです。
消費税導入に対してマレーシアで暮らす人々は不満感も強かったようで、以前から反対する声も大きかったようです。
そのような背景もあり、マハティール氏が消費税撤廃を掲げたのでしょう。
ナシブ氏との差別化も大きくなりますしね。
消費税撤廃のデメリットはないの?
しかし、いきなり消費税を撤廃して国政に影響がないのか懸念されます。
実際、ナシブ氏が導入した消費税は法人税に次ぐ重要な税収となっており、国家の財源面を考慮するとこの税収減はかなり大きな影響がありそうです。
この記事がとても参考になります。
マハティール氏としては、国民から大きな支持や好感度を得た反面、これからの政治運営の手腕が問われそうです。
さいごに
消費税撤廃はマレーシアで暮らす人々にとって吉と出るか凶とでるか、長期的に問題となる点だと思います。
この点は個人的に非常に注目しているので、今後どうなっていくのか楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。