パソコンもロクに触ったことの無い完全文系の私がIT企業に就職した理由
どーも!popです。
今回はなぜ完全文系の私が、大学卒業後の進路としてIT企業を選択したのかという理由を述べていきます。
漠然とした公務員への憧れとITに対する抵抗感
元々、私はITとは縁遠い生活を送っていました。
私は小学校からバスケ一筋!みたいな感じで、基本的にバスケをすることが生活の中心でした。(特に部活とかね)
そのため、ほとんどパソコンを使うこともありませんでした。
また、私の家庭の事情でガラケーやスマホも高校生まで持たせてもらえなかったので、
今考えてみれば電子機器に触れることが少なかったですね。
なので、「IT」やその他の横文字の言葉自体に抵抗感を持っていました。
そんな私は高校生の時に将来は公務員になろうと考えていました。
特別な理由はなく、なんとなく地域の役に立ちたいと思っていたことや、両親や親戚が公務員だったこともあり、
ぼんやりと良さそうだなというイメージがあったからですかね。(結構こういう人いそう)
そして、公務員になるにはどうやら法律を学んだほうが良いというアドバイスを聞き、
高校生卒業後、法学部に進もうと決心しました。
(元々法律に対しての興味もありました。法律知ってるといざという時に武器になりますよね)
そして、なんとか某私立大学の法学部に合格し、そのまま入学しました。
公務員になることへの疑問と価値観の変化
高校を卒業し大学に進学した私は、法学部生として法律を学んでいきます。
大学には当時の私と同じく公務員志望の人も多かったです。
入学した当初は大学生の自由さやその他の環境の変化が真新しく感じ、楽しく大学に通っていました。
しかし、大学に入ってから公務員志望の人と大学卒業後の話をすると、
公務員は楽、さぼれる、安定してる、といった考えを持つ人がほとんどでした。
要は「とりあえず公務員になっとけば安牌じゃね?」的な考えですね。
この時私は思ったんですね。もし実際に自分が公務員で働くとしたら、こういう考えの人が周りにたくさんいるのかと。
そしてよく考えた。
・公務員になったら、基本的には一生公務員として働く
・公務員になったら、周りはやる気のない人が多いかもしれない
・公務員になったら、ルーティンワークが多い
・公務員になったら、いろいろな面で縛られる
・公務員は安定しているが、その反面だいたい年齢に合わせた額しかもらえず、上限がある
・公務員になったら、年功序列がある
などなど。
そして自分はそれを望むのか考えた。
長考したが、結論として、私はそれを望まなかった。
なぜか。
それは、
・自分の努力次第で収入が増えるほうがいい(上限が決まっているのは自分に合わない)
・日々何かに挑戦し、新しい刺激を得たい
・意欲的な人たちと関わりたい
・どうせ誰でもいつかは死ぬのだから、自分の気の向くままに生活したい
と考えたから。
つまり、「自由」を求めたわけです。
そして、公務員になることに大きな疑問を持ちました。
それからは物事のとらえ方が大きく変わり、様々な角度から物事を考えるようになりました。
(その頃から本をたくさん読み、いろいろな人の価値観に触れたことも非常に大きく影響しています。)
様々な葛藤とIT分野の将来性
公務員に対して大きな疑問を持った後は、将来どうしようという漠然とした不安を感じる日々でした。
せっかく法学部生だから法律を勉強して行政書士や弁護士になろうと思って挑戦した時期もありますし、
株式やFXの専業トレーダーに興味を持ち真剣に取り組んでいた時期や、起業を考えた時期もあります。
けれど、どれもしっくりこなかった。
そんな中で、ふとIT分野に対して興味がわきました。
そのきっかけははっきりと記憶にはありませんが、おそらく日本でIT人材が不足しているといった昨今のニュースなどがきっかけかなぁと思います。
その後に自分でもしっかり調べた結果、システムエンジニア(SE)に対してとても興味を持ちました。
理由としては、
・自分の経験が蓄積されていく職業だから(未経験の人の参入障壁が高い)
・プログラミング言語は世界共通で、非常に汎用性がある
・今後ますますIT化が加速する
・1人、もしくは少人数でサービスを立ち上げることができる
・比較的実力主義である
などです。
これは決して私の主観的な考えではなく、客観的に見て間違ってはいないはずです。
あとは、無駄を省いて効率化を図り、生産性を向上させるという根本的なスタンスにも好感が持てましたね。
ただ、ほとんどパソコンに触ってこなかった自分にとって、システムエンジニア(SE)はかなり抵抗感がありました。
「仮にSEになったとして、周りは理系の経験者ばかりなんじゃないか。」「難しそうだなぁ。」といった気持ちが常にありましたね。
しかし、私の持論としてスキルを取得したければ、それをやらなければならない環境に身を置けば良いと考えており(要は自分で自分を追い込むことです)、
もしどうしてもダメでも、ダメで元々なんだしその後はどうにかなるだろうとあえて深く考えませんでした。
そのような紆余曲折を経て、結果的にIT業界に就職し、今は何とかやっていけています。
もちろん、仕事をしていて大変な時や投げ出したくなる時もあります。
しかし、上手くいったときの達成感は代えがたいものがあり、そのたびに自分の自信もつきます。
結果的にですが、システムエンジニア(SE)になった今、私の選択は正しかったと心から言えます。
きりがいいので今回はここまで。
次回は「元法学部でプログラミング未経験の私がどうやってプログラミングを習得したのか」というテーマで書こうと思ってます。
プログラミング未経験の方には参考になるかもしれないので、学習方法・勉強法について中心的に書くつもりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!